士林大小市場編
|士林大小市場編|
士林区には二つの主要な市場があり、それがいわゆる大市場「士林市場」と小市場「華栄市場」で、両市場それほど遠くないです。。張永棟地町長は、華栄市場周辺の店舗の家賃が高いものの、販売されている商品も比較的精緻で多様であり、営業時間も長く、他の場所が月曜日に定休日の時でも、華栄市場は営業をしています。そのため、昼頃にみんなが店じまいを始める時でも、華栄市場では午後も引き続き営業している店があります。
また張地町長は、以前の士林市場は、実は卸売市場でもあったとおしえてくれました。中には鶏や鴨、魚や肉、野菜や果物がケース単位で販売されており、夜明け前の3、4時にはすでに人々が訪れます。早起きして売買を行う人々のために、近くには多くの「市場で働く人専用の朝食店」が登場し、営業時間も一般の朝食店よりもさらに早く、ターゲットとなる顧客層も一般の人ではないため、地域の独特なビジネススタイルと言えます。
(台北市士林区明勝里 張永棟町長)
士林在住の李心瑜さんは、グループ??に市場の小ネタを明かしました。実は大市場とは、夜の士林夜市を指しており、ただ昼は士林夜市が朝市に変わり、そこで売られている野菜は比較的安価です。一方、小市場の華栄市場は、価格がやや高めです。果物を購入する場合、隣り合う二つの果物店が競合しているように見えますが、実は同一のオーナが所有しており、果物の価格は気分次第で決まります。これは、小市場の果物の販売ルートを独占していると言えます。時々、消費者が違う店だと誤認するように、両方の店の従業員が互いに口論することがありますが、実際には笑顔で口論しているだけで、これは地元の面白く、特有の現象と言えます。
他の果物や野菜の店舗は、通常華栄市場内にあり、ビジネススタイルは南部で栽培して、収穫後北部に運んで販売するという形です。そのため価格は前述の果物店よりもさらに高いです。
(士林在住 李心瑜さん)
以前は士林大市場があり、当時の朝市の出店者の中には淡水から、三芝から、金山から来た人など……多くの人がここで野菜を売っていました。道のりが遠いため、時には夜まで販売を続けてから帰ることがありました。これが夜市のスケジュールへと展開し、そのため初期の夜市は「鬼仔市(悪ガキのいる市場?)」とも呼ばれました。現在の士林夜市は実質的に24時間営業を行っていて、夜市が休む後にはすぐに朝市の準備をする人々や車や肉屋、八百屋が来て、準備を始めるので、ほぼ24時間営業を行っていると言えます。
(台北市士林区義信里 許立丕地町長)
鄭さんは、士林の大市場は士林夜市で、小市場は華栄夜市だと言及しました。大市場は主に卸売を行っており、例えばレストランでは大量の食材が必要なため、オーナーは、価格が安く、新鮮な大市場で購入することが多いです。小市場では、多くの店が大市場から商品を仕入れて販売しており、配送の関係で若干の価格差が生じることがあります。そのため、近くに住んでいる人々は早起きすると、大市場で購入することが多いです。
(士林在住 鄭さん)