士林回顧録

東呉大学日本語文学科USR

USRについて

社会的な問題に焦点を当て、持続可能な発展を目指す 


USRは「University Social Responsibility」を略した言葉で「大学の社会的責任」と訳されます。東呉大学日本語文学科では、USRを「社会の持続的な発展に寄与すること」とし、社会の期待にこたえることができるよう、活動しています。2023年度のプロジェクトは日本語文学科の教員及び学生の外国語能力と新しい世代の視点を生かして、士林地区と国際社会の交流を促進し、グローバル化を目指しています。 

東吳大学の教職員と学生にとって、士林は多くの思い出が詰まった身近な場所です。しかし、一般に士林に関する知識や印象は表面的なものが多いです。歴史と文化に富む士林は、地元住民にとって大切な共有の記憶を持ち、その文化的遺産は大小の路地に隠れていますが、時間とともに忘れられがちです。

士林と言えば、多くの人が士林夜市のような有名な観光地を思い浮かべるかもしれません。これらのスポットは多くの注目を集めますが、実は士林の歴史について深く理解する機会は意外と少ないのです。この背景を踏まえて、2023年度のUSR計画では士林の過去の記憶を再発見し、現代の人々にとっての士林のイメージを新たに構築することを目指しています。このプロジェクトを通じて、地元の文化と歴史を探求し、それらを体験可能なコンテンツに変換することで、士林の重要性と観光の潜在力を探ることができます。

2023年度のUSR 計画は、士林在住の方へのインタビューを通じて、士林の失われた共通の記憶を再現し、地元の多様な文化と人文特色を結びつけます。士林の歴史を出発点として、日本語能力を活かし、日常の学びをこの計画に統合します。学生たちが日本語で情報を発信し、士林を描写することで、地元住民や外国人に土地への新たな認識をもたらし、人文と士林の結びつきを強化します。これにより、士林の活性化と国際化を促進し、地元住民と外国人観光客に士林の歴史と文化を広めることができます。この取り組みは、士林の国際的な視認性を高め、国際交流を促進することを目指します。

© 東吳日文系USR團隊。 版權所有。
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